終らない庭のアーカイヴ トークイベント@九州大
九州大学大橋キャンパス内の無響室において、山口市・常栄寺庭園でアンビソニックスを用いて春・夏・秋・冬の各季節に録音された音源を聴取し、音から見えてくるアーカイヴの可能性をディスカッションするトークイベントに参加しました。
登壇(トークイベント)|
原瑠璃彦
1988年生。静岡大学人文社会科学部・地域創造学環准教授。一般社団法人hO理事。専門は日本の庭園、能・狂言。2020年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。著書に『洲浜論』(作品社、2023)、『日本庭園をめぐる――デジタル・アーカイヴの可能性』(早川書房、2023)。『洲浜論』にて令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣新人賞、第15回表象文化論学会賞奨励賞受賞。
城一裕
1977年福島県生まれ、九州大学大学院芸術工学研究員准教授、博士(芸術工学)。
音響学とインタラクション・デザインを背景とした現在の主なプロジェクトには、音の再生の物質的・歴史的な基盤を実践を通じて再考する「Life in the Groove」、参加型の音楽の実践である「The SINE WAVE ORCHESTRA」、音・文字・グラフィックの関係性を考える「phono/graph」などがある。
東岳志(ゲスト)
サウンド・エンジニア。山食音代表。フィールドレコーディングの考え方で様々な音響、録音に従事。ライブ音響に加え、サウンドインスタレーションの音響の設計を行う。