ハイキング装備一式 | アネモメトリ -風の手帖- | アートとともに ひと、もの、風土の新しいかたちをさぐる
(2018.10.05公開) 京都に来てす ぐ は大好きな音に関わる仕事をしていた が 、耳の疲れに気 づ きにくく、良くも悪くも精神状態を左右する。脳 が 混乱するくらい色々な ジ ャンルの音を扱った後は耳にとっても静寂 が 必要になる。そういう日は裏山へ行き静寂の中 で ゆったりと眠るしかないと思った。自然の中には季節 が 普通にあり、忘れていた大きな時間の流れに気 づ く。もうこんなに寒い、思った以上に生き物の音 が 多い、自分の歩く音 が うるさい、呼吸 が ノイ ズだ 。やっと気持ち良い場所を見つけて座って休憩したら汗の張り付く服、季節によっては凍え死ぬ。はない。ろうか。った。欲しいとか、遠いとこに行きたいとは言えなかった。いった。。生き返らせてくれる静寂に浸りたい。らすると、自分の場所のように思えてくる。際立って印象に残る。森の深さに惹かれて入っていく道なき道。多くなった。、荷物は多くなっていった。。違う。。蘇ってきた。生きていける。移るのは早かった。なかったりした。使う。変えられる。いいかもと思える。のかもしれない。してきた。交流する店をしている。 葉 が 落ちた だ け で 獣の気配に感 じ 、見慣れない虫の襲来 だ 、寝てる場合 で すっかり自然を忘れていた僕は、京都に来てす ぐ 山沿いに住ん だ 時にこんな経験をしたの だ 。一体静寂は ど こにあるの だ
https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/tenohira/6138/